SANGOでカテゴリーページやタグページは編集可能か調べてみた!
かわいいWordPressテーマといえばSANGO(サンゴ)!当サイトでもおすすめのテーマの一つに選出しています。そんなSANGOの機能を徹底調査。今回は「カテゴリーページやタグページはどのくらいカスタマイズ可能なのか?」について調査してみました!WordPressテーマを選ぶ時の参考にしてください。
調査したSangoのバージョンは「 3.8.4」です。
まとめ
カテゴリーページのカスタマイズ | |
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タグページのカスタマイズ |
SANGOはカテゴリーページのカスタマイズにほとんど対応していました。しかし タグページのカスタマイズにはあまり対応していませんでした。
タグページをフル活用したい人にとってはちょっと残念な結果に。
タグページはブログ初心者の人にとってあまり馴染みないかもしれませんがブログ中級者になってくると重宝する機能です。タグページを活用すればサイトのレベルを上げることができます。SANGOでブログを始める場合はそれができないということです。それをあらかじめ納得した上で使い始める必要があります。
例えると ゲームを始める上で将来使えるはずの大きな武器を諦めた状態で始めなきゃいけない感じです。
カテゴリーページに関する調査
SANGOのカテゴリーページはどのくらいカスタマイズできるか見ていきましょう。
結論:SANGOはカテゴリーページの編集にほぼ対応しています!
ページの編集 | ページの編集 | |
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タイトルの書き換え | ||
アイキャッチの表示 | ||
SEO関連 | タイトルタグの書き換え | |
メタディスクリプションの設定 | ||
メタキーワードの設定 | ||
ノーインデックス設定 | ||
OGP関連 | og:title | |
og:description | ||
og:image |
SANGOのカテゴリーページカスタマイズ画面
SANGOのカテゴリーページのカスタマイズ画面はこんな感じです。けっこうしっかり作られています。
デフォルトのカテゴリーページ
カスタマイズする前のカテゴリーページはこんな感じです。
カスタマイズ後のカテゴリーページ
カテゴリーページをカスタマイズするとこのように普通の記事のようにすることができます。
ページの編集について
ページの編集→可能!
SANGOではカテゴリーページを編集可能です。固定ページの内容を表示するかたちです。
SANGO 2.14.0よりカテゴリーページに固定ページを選択できるようになりました。固定ページを選択することにより固定ページを表示した時と同じ見た目でカテゴリーページにコンテンツを表示することができます。
タイトルの書き換え→可能!(改善希望)
SANGOではカテゴリーページのタイトル(見出し1)は専用の設定箇所(ページタイトル)で上書きすることができました。※何もしなければ"「カテゴリー名」の記事一覧"と表示されます。
ただし 上で紹介した固定ページの機能を利用するとページタイトルがさらに固定ページのタイトルに上書きされてしまいます。しかも見出しのレベルが見出し1から見出し2になってしまうので注意が必要です。
見出し1に変更されたらいいです。
アイキャッチの表示→可能!
SANGOではカテゴリーページにアイキャッチを表示することができました。上で紹介した固定ページの機能を利用すると固定ページに設定したアイキャチが表示されます。
SEO関連の設定について
タイトルタグの書き換え→可能!
SANGOではカテゴリーページのタイトルタグを上書きすることができました。カテゴリーページの編集画面にはタイトルタグ<title>を書き換える専用の設定箇所(ページタイトル)があり そこで上書きすることができます。※何もしなければ次のように出力されます→"「カテゴリー名」の記事一覧 | サイトのタイトル"。
メタディスクリプションの設定→可能!
Sangoのカテゴリーページの編集画面にはメタディスクリプションを設定する専用の箇所(メタディスクリプション)があります。そこでメタディスクリプションを設定することができました。※空欄だと何も出力されませんでした。
メタキーワードの設定→不可(ただし やろうと思えばできる)
SANGOのカテゴリーページにはメタキーワードを設定する場所はありませんでした。ただし 別途SEOのプラグインを利用すれば設定可能です。
ノーインデックスの設定→不可(ただし やろうと思えばできる)
SANGOのカテゴリーページの編集画面にはノーインデックス(noindex)設定("Robots meta タグ"の設定)する場所はありませんでした。つまりカテゴリーページを設定画面からnoindexにはできません。
調べたところカテゴリーページをnoindexにするにはphpコードを使うといいそうです(参考カテゴリーをnoindexしたい)。ちょっと大変ですね。
他の手段としては、プラグインの力でカテゴリーページをnoindexしたりもできます(SANGOのSEOを無効化できる機能を生かして)。
つまり、できないことはないけど手間がかかるということです。
OGP関連の設定について
og:titleの設定→可能!(タイトルタグと共用)
SANGOではカテゴリーページのog:title(SNS上で表示される記事タイトル)は書き換えできました。専用の設定箇所はありませんでしたが上のSEO関連で紹介したタイトルタグと同じものが出力されます。
og:descriptionの設定→可能!(メタディスクリプションと共用)
SANGOはカテゴリーページのog:description(SNS上で表示される記事説明)を設定することができました。専用の設定箇所はありませんでしたが上のSEO関連で紹介したメタディスクリプションと同じものが出力されます。
og:imageの設定→可能!
SANGOではカテゴリーページのog:image(SNS上で表示されるアイキャッチ画像)を設定することができました。カテゴリーの編集画面に専用の設定箇所があります(OGP画像)。
タグページに関する調査
SANGOのタグページはどのくらいカスタマイズできるか見ていきましょう。
結論:SANGOはタグページの編集にはほとんど対応していませんでした。
ページの編集 | ページの編集 | |
---|---|---|
タイトルの書き換え | ||
アイキャッチの表示 | ||
SEO関連 | タイトルタグの設定 | |
メタディスクリプションの設定 | ||
メタキーワードの設定 | ||
ノーインデックス設定 | ||
OGP関連 | og:title | |
og:description | ||
og:image |
SANGOのタグページカスタマイズ画面
SANGOのタグページのカスタマイズ画面はこんな感じです。WordPressの初期状態で特に設定するところは設けられていません。
デフォルトのタグページ
SANGOのタグページはこんな感じです。
ページの編集について
ページの編集→不可
SANGOではタグページの編集はできませんでした。カテゴリーページのように文章や画像を追加することができません。
残念です。
タイトルの書き換え→不可
SANGOのタグページに表示されるタイトルは書き換えすることができませんでした。「タグ名」の記事一覧"と表示されます。
アイキャッチの表示→不可
SANGOのタグページにはアイキャッチを表示することができませんでした。
SEO関連の設定について
タイトルタグの書き換え→不可(ただし やろうと思えばできる)
SANGOではタグページのタイトルタグ<title>を書き換えることができませんでした。 ただし 別途SEOのプラグインを利用すれば設定可能です。
メタディスクリプションの設定→可能!
SANGOではタグページのメタディスクリプションを設定することができました。タグの説明の部分がそのまま出力されます。もしくはSEOプラグインを利用することでも設定可能です。
メタキーワードの設定→不可(ただし やろうと思えばできる)
SANGOではタグページのメタキーワードを設定できませんでした。ただし 別途SEOのプラグインを利用すれば設定可能です。
ノーインデックスの設定→不可(ただし やろうと思えばできる)
SANGOではタグページのノーインデックス(noindex)設定("Robots meta タグ"の設定)はできませんでした。設定画面からnoindexにすることはできません。ただし 別途SEOのプラグインを利用すれば設定可能です。
OGP関連の設定について
og:titleの設定→不可(ただし やろうと思えばできる)
SANGOではタグページのog:title(SNS上で表示される記事タイトル)は書き換えできませんでした。タグ名がそのまま出力されます。ただし 別途SEOのプラグインを利用すれば設定可能です。
og:descriptionの設定→可能!
SANGOではタグページのog:description(SNS上で表示される記事説明)を設定することができました。タグの説明の部分がそのまま出力されます。もしくはSEOプラグインを利用することでも設定可能です。
og:imageの設定→不可(ただし やろうと思えばできる)
SANGOではタグページにog:image(SNS上で表示されるアイキャッチ画像)を設定することはできませんでした。ただし SEOプラグインを利用すれば設定可能です。