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構造化データとは?構造化データに対応したWordPressテーマ3選!

WordPressのテーマをお探し中の方へ。このサイトではWordPressのテーマを選ぶときのポイントをいろいろ紹介していますが、 今回は"構造化データ"に注目したいと思います!構造化データとはいわば次世代のSEO対策!テーマが構造化データに対応していればライバルに大きな差をつけることができますよ!WordPressのテーマを選ぶときは構造化データに対応しているものを選びましょう!

構造化データとは?

構造化データとは何なのか?構造化データについてざっくりと解説します!

構造化データについてたくさん調べました!

構造化データとはたくさんの情報をまとめることができる新しいメタ情報のことです。

メタ情報とは?

メタ情報とはウェブページにおける隠し情報のことです。ウェブページは文字や画像のように画面に表示されるデータと画面に表示されないデータで構成されています。画面に表示されないデータは人間ではなく検索エンジンのような機械が読むために設置されておりメタ情報と呼ばれます。

メタ情報=検索エンジンのような機械に向けられた隠し情報

メタ情報といえば昔から「タイトルタグ」や「メタディスクリプション」などがあり親しまれてきました。しかし次第にWEB技術が進歩するにつれそれらのメタ情報だけでは追いつかなくなってきました。そこで新しいメタ情報として登場したのが、構造化データです。

構造化データは昔のメタ情報と比べて何倍もの情報を格納することができます。そのおかげでこれまで以上にたくさんの情報を検索エンジンに伝えることができるようになりました。

構造化データとはいわば「次世代のメタ情報」といえます!

「タイトルタグ」や「メタディスクリプション」は取って代わられたかというとそうでもなく、まだ重要な情報として使われています。

構造化データのイメージは表!

構造化データがどんなものか見ていきましょう!

構造化データは一つにつき複数ののデータを格納することがきます。イメージはです。

例えば次のような情報をまとめることができます。「このページは〜〜についてのページだよ」「タイトルは〜〜で、要約すると〜〜」「このページは〜〜という人物が書いてるよ。自己紹介すると〜〜。肩書きは〜〜で。SNSのアカウントは〜〜だよ。」、「このページは〜月〜日に公開して〜月〜日に更新したよ。」、「サムネイル画像はこれ」。

構造化データの登場でできるようになったことを紹介します↓。

ページの内容を宣言!構造化データの種類

構造化データを使うとページの内容をGoogleに宣言することができます。

構造化データの種類は100以上ありページ合ったものを選ぶことでページの内容を宣言できます。

表の一番上には「このページは〜〜についてのページだよ」と書く部分があります。

利用シーン使用する構造化データ格納できる情報
イラストを掲載したページImageObject作者やライセンスなどの情報
自社製品を紹介するページProduct価格や在庫状況
何かをレビューするページReview対象商品、星、レビューした人など
プロフィールページProfilePage名前、役職、SNSアカウントなど
お店のHPLocalBusiness住所、業種、営業時間、電話番号など

規格は100個以上ありますが ブロガーが使うものはせいぜい5個程度なので安心してください。

ページのデータを詳細に伝えられる!

ページの内容の下にはたくさんのデータをぶら下げることができます。ページのデータ、著者情報、サイト情報などなど。

構造化データを使うメリット

構造化データを使うとこんないいことがあります!

構造化データを使うメリット その1:検索結果に目立つデザインで表示される(リッチリザルト)!

構造化データを導入するメリットのほとんどがこれといっても過言ではないでしょう!

全ての構造化データの規格のうち いくつかはGoogleに特別指定されています。それらの構造化データを使うとGoogleの検索結果画面【通称:SERPs(Search Engine Result Pages)】に目立つデザインとして表示されます!(これらの目立つデザインのことを"リッチリザルト"と呼びます)

特別な構造化データを使った場合...→SERPsでリッチリザルトとして表示される!

例えば、一番わかりやすいところでいうと階層です。カテゴリー名などそのページがどこに位置しているかが表示されるこの部分は"パンくずリスト"という特別な構造化データを使うことで表示されています。

また、"クチコミ抜粋"という特別な構造化データを使うとこのように星マークのリッチリザルトとして表示されます。

「構造化データがSEO対策になる」と言われているのはこういう理由からです。つまり、リッチリザルト付きで表示されると目立つ→クリックの増加が期待できる!

全ての構造化データ

リッチリザルト指定の構造化データ

  • 記事
  • パンくずリスト
  • よくある質問
  • 画像メタデータ
  • ローカルビジネス
  • 組織
  • 商品
  • プロフィールページ
  • レシピ
  • クチコミ抜粋

全てのリッチリザルト指定の構造化データを見る

リッチリザルト非対応の構造化データ

構造化データを使えば必ずリッチリザルトで表示されるわけではないことに留意。

構造化データを使うメリット その2:著者情報を添えられる!

構造化データではページに著者情報を添えることができます。著者情報を重要視するGoogleにアピールする機会を得られます。

構造化データを使うメリット その3:検索結果の齟齬が減る!

自分のサイトがGoogleの検索結果に掲載されるとき、今まではこちらが意図せぬ表示のされかたをされるときがありました。これはGoogleがサイトのあちらこちらから情報を拾ってくるため起きる現象でした。構造化データを使えばGoogleに新たな判断材料を提供することができます。そうすることで表示される情報がこちらの意図したものに変わる可能がでてきます(100%変わるわけではない)。


以上、構造化データとは何かについての説明でした。

WordPressのテーマは構造化データに対応しているものを選ぼう!

そんなすばらしい構造化データ。いざ導入するとなったらちょっと面倒です。WordPress本体に構造化データを出力する機能が搭載されていたらいいのですが残念ながらWordPress本体には構造化データを出力する機能はありません。なので自分たちで手配するしかないです。構造化データを出力する方法としては「手作業でコードをペーストする方法」や「プラグインを使う方法」などいろいろあります。

しかし、いちばん現実的で手軽な方法は構造化データに対応しているテーマを使うことでしょう。最近のWordPressテーマは優秀で構造化データの機能を搭載しているものが多いです。そういうテーマを選んでおけば楽に構造化データを導入することができますよ!

僕が構造化データの機能を見る際は次のポイントに注目します。

必須"記事(Article)"、"パンくずリスト(BreadcrumbList)"に対応しているものを選ぼう!

まず最低条件として"記事(Article)"と"パンくずリスト(BreadcrumbList)"という構造化データに対応しているものを選びましょう(リッチリザルト対象の構造化データ)。この2つはブログ運営に必須の構造化データだからです。

推奨:その他、リッチリザルト対象の構造化データに対応しているものを選ぼう!

その他のリッチリザルト対象の構造化データにも対応しているとすばらしいです。ブログを運営する上で役に立ちそうなものを挙げるとすると"プロダクト(Product)"、"プロフィール ページ(ProfilePage)"、"Q&A(QAPage)"、"クチコミ抜粋(Review)"、"組織(Organization)"あたりでしょうか。この辺の構造化データに対応していると喜んでいいです。

推奨: "WebSite"構造化データに対応しているものを選ぼう!

"WebSite"という構造化データがあります。これはリッチリザルトに対応していない普通の構造化データですが、サイト名を指定するときに参照されたりするので あるとうれしい構造化データです。

構造化データに対応したおすすめのWordPressテーマ

構造化データに対応したテーマでおすすめのものを紹介します。これらのテーマは上で紹介した最低条件をクリアしています。あとは好みの問題です。

"Article"、"BreadcrumbList"その他リッチリザルト "WebSite"
SWELL対応Organization(組織)、QAPage(Q&A)、Product(プロダクト)対応
AFFINGER6対応QAPage(Q&A)、ProfilePage(ProfilePage)対応
SANGO対応QAPage(Q&A)、Review(クチコミ抜粋)対応

SWELL(スウェル)

SWELLの特徴は"Product(プロダクト)"に対応していることです。検索結果の下に商品の長所や短所を出すことができます。

SWELLの構造化データ機能紹介

AFFINGER6(アフィンガー6)

AFFINGER6の特徴は出力される内容の濃さです。一つの構造化データにこれでもかというくらい情報が出力されます。

AFFINGERの構造化データ機能紹介

SANGO(サンゴ)

SANGOの特徴は"Review(クチコミ抜粋)"に対応していることです。検索結果の下に星マーク()やレビューした人の名前を出すことができます。

SANGOの構造化データ機能紹介

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